レストア 錆 修理

BNR32 GTR サイドシルインナー補強部品のご紹介

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BNR32 GTR サイドシルインナー補強部品のご紹介


マフラー加工ならBPコーポレーション

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施工実例  [2014.7.26 ]




 

 


BNR32 ジャッキアップポイント

 

今日はいつもの作業実例の紹介とはちょっと違いましてウチのオリジナルパーツの紹介などしたいと思います。

取付車両はスカイラインBNR32GT
R

専用の設計ですので他の車種には取付できません。

1台だけの製作で終わりにしようと思ってたのですが、これがまたなかなかの出来栄えでして、他にも同じような事を考えている方の為に少しだけ量産することにしました。

ただし、商品化まではもう少しだけデータを取ったりして時間が掛かりそうなので試作品ってことで。


ではではご覧くださいませ。














注意 部品は今後改良を重ねて写真とは少し異なる部分が出る場合もございます。






  BNR32 ジャッキアップポイント
  BNR32 シルパネル
 

BNR32のサイドシルアウターを輪切りにして中の状態がわかるようにしてみました。

中はスカスカの空洞でして,みるからに頼りない作りだったりします。









 

BNR32 ジャッキアップ
矢印の所が左フロントのジャッキアップポイントのインナー。


  その為、車載ジャッキなどのジャッキアップポイント1点で車体を持ち上げたりしますとすぐに潰れてしまうのもBNR32のボディの弱点の内の1つです。その昔、発泡ウレタン充填とかいってこの空洞をパンパンに埋める作業をよく頼まれてやったりしましたね。


BNR32のオーナーさんではこのジャッキアップポイントのダメージで悩まれている方も多いのではないでしょうか?ここの損傷は修正機などで下引きして元の状態に近づけたとしても、軽くジャッキで上げるだけで同じようにまた潰れてしまいます。


ちなみに写真の状態は全然潰れていない方な部類ですね。パネルの曲がり方を見るといかに縦方向の強度が弱いのかがわかると思います。







  BNR32 アウタサイドシル
 

今回紹介するのはジャッキアップポイントが潰れないようにするパーツではなく、あくまでもサイドシルの補強を前提とした部品です。

実はオーナーからはBNR34の部品流用でサイドシルの強化を頼まれたのですがなんと!!34の部品なのにもう廃盤?…といったことになってるらしく、であれば作ろうという事で製作した部品です。








  BNR32 サイドシルアウタ
 

BNR32 サイドシルアウタ

 

BNR32 サイドシルアウタ

 

BNR32 サイドシルアウタ


 

構成部品は片側3点。

1mmの鉄板で製作したインナーパネルをベースにバーリング加工で軽量化を施してあります。

片側に5箇所ある純正の水抜けの穴も機能に問題なく装着可能で、この空洞のサイドシルアウターの中にすんなりと収まる設計です。







 


BNR32 サイドシルアウタ










 

BNR32 サイドシルアウタ








 

BNR32 サイドシル










 

BNR32 サイドシル







 

BNR32 サイドシル






 

BNR32 サイドシルアウター

  更にベースのインナーにはコの字型のパネルをスポット溶接。このパネルも1mmの鉄板を使用します。

こういった箱型になっている断面を持つパネルを平坦なパネルに溶接する事によって更に強度を持たせることができます。

このような構造はネジレにも強くボディ剛性のアップに繋がることと思われます。

重量も片側4キロ弱と比較的軽く左右でも8キロですので、それほどウェイトハンデになることもないかと…

それよりなによりこのゴツい、サイドフレーム並みの補強ホースメントがサイドシルの中に入ってると考えるとゾクゾクしませんか?







  BNR32 補強パーツ







  BNR32 サイドシルアウタ







 
 BNR32 サイドシルアウタ




 
BNR32 サイドシルアウタ
  純正のインナーに使われている同じ色で塗装。

全然違和感ないでしょ?








 
BNR32 サイドシル スポット溶接
  仮付けでホースメントを固定したらアウタパネルを装着してスポット溶接に移ります。







   R32 サイドシル 補強
アウタパネルを装着すると二度と目にすることはないかもしれない。







  BNR32 スポット溶接
もちろんスポット溶接の数は純正より遥かに多く打ち込みます。







  BNR32 サイドシルアウタ
  アウターパネルが装着できましたら、リヤフェンダーで隠れる部分をやはり純正チックな塗装をしてカットしたリヤフェンダーの溶接に入ります。

ここまでの作業手順を大まかに説明しますとこんな感じです。

@リヤフェンダーとフロントピラー下側のカット。

Aサイドシルアウターの取り外し。

Bインナーやジャッキアップポイント部分の鈑金。

C補強プレート装着。

DNEWサイドシルアウター溶接

Eカットしたパネルの溶接。

となります。






  BNR32 リヤフェンダーカット







  BNR32 リヤフェンダーカット







  BNR32 スカイライン サイドシル
  今回ご紹介しましたBNR32専用の補強パーツいかがだったでしょうか?

私自身BNR32をもうかれこれ20年以上乗ってまして皆さんと同じようにジャッキUPポイントが潰れてたりします(笑)

なかなか自分の車はいじれる暇と機会がないのですが私のGTRにも装着してみたい!と作業しながら思ってしまいました。

おそらくスポット増しよりもうワンランク上の剛性が得られるはずです。

今回ご紹介したGTRは※今現在作業途中ということもありまして走行はまだしておりませんが、変化の違いなんかも今後お伝えしていきたいと思います。
※2014 7/26

今後商品化に向けて改良を重ねていきますので予告無く仕様変更をする場合もございます。

一般の小売も考えておりますのでご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。








    
 




作業紹介のおまけ。
 
  切り取ったリヤフェンダーをよく見てみると…
 
  裏側に削っても取れない錆を発見!
 
 
ついでの作業なので修正!

こういった箇所をちょこちょこ切り張りしていきますと車体がきっと長持ちすると思います。


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